オリジナルレシピ集

手打ちうどん

人気の手打ちうどんをご紹介します。
あえて、休みの日の朝から作って昼に間に合う熟成が短い製法をご紹介します。
小さいお子様にはやはり、そばよりうどんが人気のようです。
後の洗いで麺がしまりますのでやや柔らかめに茹で上げたほうがのどごしのよいうどんが楽しめます。
同じレシピーで国内産原料のめぐみをご使用いただくとまた違った風味がお楽しみいただけます。

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材料(約4〜5人前)
  • 手打ちうどん 餃子専用粉(麺一筋) 500g
  • 食塩 25g
  • 水 225cc
    (水温はあまり気にしなくて良い。真冬、寒冷地は10℃以上をご使用ください。)
  • 打ち粉(コーンスターチ) 適量

準備

塩水を作る(塩を完全に溶かす)。
粉をボールに入れてかきまぜて粉全体に空気を含ませる。

準備

作り方

  1. 加水:塩水を少量ずつ加えながら混ぜていく。
  2. ねり:指先に力を入れて混ぜ合わせる。大きなかたまりが出来たらちぎったり砕いたりしながら、そぼろ状になるまで3〜4分混ぜる。
    作り方
  3. まとめ:そぼろ状の粉の固まりを団子状にまとめていく。
    作り方
  4. 生地を厚めのビニール袋に入れて、約3分まんべんなく踏んで延ばす。(目標は30cmの円です)
    厚さ約1cmになったら再び丸めて足踏みする。同様の作業を3回繰り返す。(1回踏み終わるごとに10分程度休ませると延ばしやすくなります)
    作り方
    作り方
  5. 団子作り:きれいな面を外側にして生地のふちを中に巻き込みながら両手を使って生地を丸くまとめ、中央部を絞り込んで密着させる。ヘソの面を下にして円形にまとめる。
    作り方
    作り方
  6. 寝かし(第1熟成):生地に打ち粉をしてビニールをかけ、温度変化の少ない場所で1時間寝かす。
  7. 粗延ばし:厚さ1〜2cm、直径30cmくらいまで生地を軽く踏み延ばす。
    作り方
  8. 寝かし(第2熟成):生地にビニールをかけ、乾燥しないように約30分寝かす。
  9. 延ばし:生地に打ち粉をして、麺棒を中心から前へ転がし円状の生地の角を出す。角の出た部分を手前にして前方へ転がし反対側の角を出す。次に横の円い部分の角を出し、四角い生地にする。各辺の部分から生地を麺棒に巻きつけ、麺棒を押し出すように転がす。4方向から巻き延ばして四角の生地を大きくし、厚みを3mm程度で均一にする。
    作り方
    作り方
  10. たたみ:生地に打ち粉をし、ピラミッド形に折り重ねていく。
    作り方
  11. 切り:先に全体を二つに切り分け、生地の両端を切り落として揃え、約3mm幅に均等に切る。包丁を斜め前にまっすぐ押し出しながら切る。
    作り方
  12. ゆで:麺の打ち粉をはらいばらばらにほぐして、たっぷりのお湯でゆでる。麺の約10倍以上のお湯が必要。ゆで時間の目安は、3mmの麺で約12分(釜揚げの場合、10分くらいで十分)。麺が茹で上がったら流水で揉むようにして良く洗いぬめりを洗い流す。冷たいうどんで召し上がる場合はこの後氷水で麺を良く冷やす。(氷でしめる場合は通常より柔らかくなるまで茹でる)
    作り方

お召し上がり方

  • [ぶっかけ 讃岐風]:きざみねぎ 大根おろし レモン(すだち)を添え、生醤油、めんつゆをかけてどうぞ
  • [かけうどん]:良く洗ったうどんをもう一度お湯で温めうどんつゆに入れておめしあがりください。
  • [釜揚げうどん]:茹で上がったうどんを洗わずにゆで汁ごと器に移し、温めたつけつゆにねぎ、ごま、おろし生姜をそえてどうぞ
  • [釜玉うどん]:茹で上がったうどんのお湯をよくきり、生卵、すりごま、ねぎ、めんつゆをよくからめてお召し上がりください。

※業務用のめんつゆを別ページでご案内しております。

講師紹介
柄木田製粉 大阪工場 次長 兼研究室長
西脇 久朗 氏
柄木田製粉 大阪工場 研究室
東口 恵 氏

西脇 氏東口 氏

平素は業務用製麺企業や外食産業向けの麺の開発、指導にあたっておられるが、今回は 手打ちうどん、手打ちそば、手作り餃子の家庭向けのレシピの作成と実技をご担当いただきました。